転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。ギリギリアラサーで二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

ドラマ『サ道』放送前に思うこと

全国のサウナ愛好家の皆さんはもう既にご存知で当たり前の情報かもしれないが、数々の愛好家達を生み出しサウナシーンに多大なる貢献をしてきた漫画『サ道』がいよいよ7月19日からテレ東系でドラマ放送される。(残念ながら、僕の住んでいる熊本ではテレ東系が映らないんだけども…)

 

ドラマ『サ道』

2019年7月19日 毎週金曜深夜0時52分~1時23分

テレビ東京 テレビ大阪 テレビ北海道 TVQ九州放送 ほか

https://www.tv-tokyo.co.jp/sa_una37/smp/

f:id:DDDtenkinzoku:20190709144430j:image(サ道公式ホームページから転載。主役は原田泰造さん)

f:id:DDDtenkinzoku:20190709144426j:image(愛好家達のバイブルと言って過言ではないサ道。連載当時はサウナを漫画にするのか!と衝撃を感じた)

ここまでサウナにスポットを当てた漫画はサ道が連載されるまでなかったように思うし、何より「ととのう」というキラーワードを世に広めるなどポジティブな影響は計り知れないと思う。

反対に、今回のドラマ化により「ドラマを見て勘違いした奴らが増えると嫌だなぁ…」「温浴施設がごった返してリラックス出来ないようになるのはちょっと…」などネガティブな意見もSNS上などで目にする機会が増えてきつつあるので、ドラマ放送前に僕なりの意見をまとめてみたいと思う。

 

まず、何故こういったネガティブな意見が出るのか個人的な見解を述べさせてもらいたいが、恐らくは誰もが「温浴施設に行く=心身共に寛ぐ」を目的にしてるからであろう。世俗で塗れた垢を落としに行く場所にマナーが悪い人達が増えたり、人がごった返しになって全然寛げない状況は僕も確かに好ましくないと思う。

また、これまで「サウナ」というものがここまでスポットが当たる機会が中々無かったので、昔からずっと自分のペースで通ってる人達からしたら、パーソナルスペースというか聖域を汚されたようにも感じるのではないかとも思う。子供の頃に必死になって作った秘密基地がヤンキーに見つかり溜まり場になった時のような感情というか。スポットが当たる遥か昔から好きだった人からしたら昨今のサウナブームと囃し立てるのを冷ややかに見ても当然だと思うし、自分達が大切にしてきたスペースに入ってきて欲しくない気持ちも非常に理解できる。

 

ただ、きっかけは何であれ、新しく興味を持ちサウナに入ってみようと思う人が増えるのはそこまで悪いことなんだろうか?新しいお客さんが増えなければ、温浴施設の経営は苦しくなるし、何より自身が好きなモノを好きになってくれる人が新しく出来ることは本当に素晴らしいことではないか?共通の話題があれば嫌いな上司や部下とも円滑なコミュニケーションが取れるかもしれないし、もしかしたら意中の人とサウナから恋人関係になるかもしれない(残念ながら僕は既婚者だが…笑)

 

「と言っても、あの人はサウナ入ろうと思ったキッカケがドラマだし、ミーハーでなんか嫌じゃん?」みたいな意見を唱える方もいるだろうが、僕は断じてそれは間違っていると言い切りたい。サウナに入ろうと思ったキッカケがドラマだろうが、漫画だろうが、芸人だろうが、アイドルだろうが…何であれ自分が好きなモノに興味を持つことは嬉しいことだと思うし、それを否定することは自身の好きなモノ自体を否定することだと思う。

 

僕が中高生時代にGood Charlotte、Blink-182、MESTNew Found Gloryなどのポップパンクが流行っており、僕も彼らの音楽に夢中になった(今でも夢中…)のだが、オールドパンク好きな人達や昔からのパンクスからは「あいつらはお子ちゃま。あんなバンドからパンク好きにならないで欲しい。ジョー・ストラマーの偉大さも知らないくせに」とめちゃくちゃよく言われた(ジョーもシドも知ってるよ、馬鹿野郎!と言い返してたものだが)。今のサウナブームには当時と同じような空気感が少し漂いつつあるようにも感じている。要はキッカケなんて何でもよくて、知識や経験ではなく、好きな気持ちさえあれば誰でも自由に入ればいいのでは?と日々強く感じているのである。

 

確かに僕もマナーが悪い人が増えるのは嫌だなぁと思っている。しかし、それは我々のような先にサウナを利用してる愛好家が丁寧に教えてあげたらいいのではないだろうか?水風呂に入る前に汗流しカットする若者を見かけたら「お兄さん、みんなで利用するから汗は掛かり湯で流そうね」みたいな具合に優しく接してあげればいい。現に、僕は何度か湯らっくすにてサウナがわからない若者や子供達に声をかけてサウナの入り方をレクチャーしたことがあるが、一度たりとも聞き入れてもらえなかったことはなかったし、何セットか一緒にすると「サウナって気持ちいいんですね〜」と言ってもらえたこともある(向こうからしたら裸で知らない人が色々講釈垂れるのにビックリしたかもしれないが…)

 

どんなことでも初心者は教えられないとわからない。ボールに触れた最初からイチローみたいなレーザービームは出来ないし、メッシみたいなドリブルも出来ないでしょ?それに、丁寧に説明したら初心者だからこそベテランよりも吸収スピードが速いから素直に聞き入れてくれると思う。もちろん、頭ごなしに怒ったりしないのが前提だし、聞き入れてもらえないこともあるとは思うが…

 

ここまでざっと取り留めのないことを書き連ねたわけだが、僕が思うことは1人でも多くサウナの魅力に気付いて温浴施設に足を運び、結果として施設が儲かればいいということに尽きるのである。万能薬ではないが、サウナっていいものなのだから。