転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

湯らっくすのアジアの大砲ことジワンのアウフグースがマジヤバい!って話

僕のホームサウナである湯らっくす。12時から25時まで毎1時間ごとにアウフグース(熱したサウナストーンにアロマ水をかけタオルで撹拌するエンターテイメントプログラムのこと)が行われているのだが、各々のアウフグースマイスター(アウフグースを行うスタッフさんのこと)に個性があり非常に楽しめるのである。

 

例えば、火の国の風神こと福永さんはヤング熱波杯のチャンピオンらしく超絶な技巧でタオルがまるで生き物のように舞う美しいスタイル。准教授と例えられるタケシマ君は兎に角丁寧で丁寧で受けた人が虜になるし、イケメンマイスターのます◯もと君も非常にスキルの高い絶賛売り出し中の素晴らしいアウフグースマイスターなのである。その中でもガンガンに熱く激しいアウフグースを行うマイスターがいる。彼の名はジワン。アジアの大砲という異名を持ち(名付け親はワタクシ)、ジワンのアウフグースがある時は浴場のお客さんがざわつくくらいの存在を放つのである。

 

ジワンのアウフグースの凄味は何より撹拌時の旋回である。通常だと撹拌は蒸気をサウナ全体に行き渡らせるように行うのであるが、ジワンの場合は撹拌が熱波レベルに熱い!ソフトボール上野由岐子投手のように全力で腕を振り回してウィンドミルをする。撹拌時にお客さんの呻き声が聞こえるのはジワンくらいだ。

そして、本番の熱波はまさに大砲。というより波動拳ソニックブームのような圧がバリバリ体全体を攻め立てる。ブンッ!!!という音がするのもジワンのみ。まさに豪腕。力こそパワーであり正義!と言い切るスタイル。

 

ジワンのアウフグースの時は脱落する者が大量に出るのだが、最後まで耐え切って水風呂に入るとその落差ゆえに1発で劇的にととのうのである。そんなジワンも2020年春には熊本から離れるとのことなので、男性諸君には今のうちにとことんアジアの大砲を味わって頂きたい。