転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

日本の夏、熊本の夏、テントサウナの夏

いやはや、光陰矢の如しとはよく言ったもんで、あっという間に9月である。九州は8月最終週は連日の雨続きで、あの夏の暑さは何処へやら。まるで梅雨が二回来たような感覚にさえ陥る。

歳のせいか年々月日が経つのを早く感じるのだが、今年は1月から8月が終わるまで人生で一番の体感の速さだった気がする。というのも、仕事面での忙しさに加えて、東京へのサウナ旅や第二子が生まれたことも関係しているのかもしれない。それに加えて、今夏は念願のテントサウナを購入したため、テントサウナをする充実感に包まれているのも強く影響してると思う。今回はこのテントサウナで楽しかった出来事について夏の思い出を振り返る意味で書いていきたい。(サマソニ大阪でのRANCIDについても書きたいが、それはまた後日にしよう)

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8月の某日、雑誌の編集者をされてるサウナフレンドより「Dさん、よかったらお盆休み最初の土曜日にテントサウナしません?雑誌の取材も兼ねてるんですが、我々のサウナファミリーだけで気兼ねなくしましょうよ!DIYサウナとかSavottaもありますし!」とお誘いがあり、その日は朝から鹿児島の義理の実家に家族で帰省予定だったが、様々なテントサウナが集うという言葉が何より魅力的に感じて、妻にテントサウナ行ってくるから午後から鹿児島帰ろう!と提案し、意気揚々と熊本某所に駆けつけたのである。

 

午後から鹿児島に帰省しないといけなかったため、僕は朝の9時に一番乗り。一人でワクワクしながらマイテントサウナの設営を行い、丁度完了した頃合いにサウナフレンズ2人が現れる。どうやらスポットが若干違ったみたいであり、2人に手伝ってもらいテントサウナを移動してからストーブに着火。真夏ということもあり、ガンガンに熱く「見よ、これがMobibaの本気さ…」と変な悦に入る。ただ、実際に誘ってくれたサウナフレンドが「バチバチに熱いですね〜」って言ってくれたのは嬉しかった。まぁ、ただ単に熱けりゃいいってわけでもないけど、熱量を工夫しながら試行錯誤出来るのはテントサウナの醍醐味だろう。

f:id:DDDtenkinzoku:20190901224627j:imageDIYテントサウナ。完全手作りのすごいやつ!)

もう1人の尊敬するサウナフレンドが持参したのは完全手作りのDIYテントサウナ。もう一つの大きなDIYテントサウナには入れてもらったことがあったが、この小さい1〜2人用のは初めて。サウナフレンドは温度をどれだけ上げられるか実験してたようで、確か110度だったかな?とにかくめちゃくちゃ高温を叩き出したテントサウナ。そんな中でセルフロウリュするものだから、直接蒸し焼きにされるような強烈な熱。1〜2分で「助けて!」とサウナパニックを起こしギブアップする我々に、それを見てガハハと笑うサウナフレンド。とにかく、そこにはとてつもなく幸せな空間が広がっていた。

f:id:DDDtenkinzoku:20190901222927j:image(3機揃ったテントサウナ。まさに熊本テントサウナフェスといった感じ) 

遅れて到着した最後のサウナフレンドがSavottaを設置したところで、全てのテントサウナの設営が完了。各々が好きなようにサウナを楽しみ、川の流れに身を任せ、外気浴で空気と一体化する。贅沢な時間の使い方ってこういうことを言うんだろうし、繰り返すが何より幸せな空間。今思い出しても最高という言葉以外に浮かばない。こういう体験がしたくて僕はテントサウナを買ったんだと再確認した瞬間だった。f:id:DDDtenkinzoku:20190901222900j:image(最後にみんな揃って。B級ヘビメタバンドのジャケ感があって好きな1枚。)

ザッとこの夏のテントサウナの思い出を振り返ったが、鹿児島に帰省してからも義理の両親、義兄、妻の従姉妹(僕との関係は義理の何になるんだ?)にもテントサウナに入れてあげたりして、最近は妻に従姉妹から「次はいつ熊本でテントサウナやるの?」としょっちゅう連絡が来るようだ。やはりテントサウナには幸せしかないし、それを共有できる人達に恵まれた2019年の夏であった。

ちなみに、詳細が気になる人は最新号のシティ情報くまもとに記事になっているので是非購入して欲しい。きっと興味ない方でもテントサウナの魅力が伝わる内容だから。