転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

熊本サウナ旅のすゝめ(熊本市内編)

昨今メディアにて多数のサウナ特集が取り上げられている。サウナ特集を見て行ってみたい施設が出来、実際にその土地まで足を運ぶサウナ旅をする方々も以前より増えてきたのではないか。熊本は何と言っても水が良く、個性的なサウナが幾つもあるが、やはり熊本サウナ界を牽引する「湯らっくす」の存在は大きいだろう。湯らっくす目当てで熊本にくる人もドンドン増えている印象がある。

しかし、旅行となると土地勘の無い場所に行くために、どういう計画をしていいかわからなくなることも多いのでないか?実際に僕の元へも湯らっくす目当てで熊本に行くが、どういうルートが理想的か?という質問がよく寄せられる。そこで今回は僕がオススメするサウナ旅ルートを記載していきたいと思う。題して、熊本サウナ旅のすゝめ(熊本市内編)である。

サウナ旅のモデルケースとして一泊二日として日程を考え、朝9時に熊本駅、もしくは熊本空港に着、帰りは18時の便としてプランを提案したい。もちろん、宿泊するのはサウナ付きの場所。原則として男女両方ともサウナがある施設で考え、男性のみの場合は女性向けの施設もピックアップすることとする。なお、公共機関かレンタカーかでプランを分けようとも思ったが、面倒なため交通手段は個々人で手配するとして読んで頂くと幸いである。

 

まず朝9時に熊本駅か空港に着いたとして1発目にオススメしたいのが太陽神こと富合サウナランド🌞駅や空港から車で1時間ちょい行けば到着する昭和感溢る素晴らしいサウナだ。まったりとしたトロトロの水風呂と100度近いサウナ。TVも時計も無い演歌だけが流れるサウナ室でこぶしに耳を傾けて欲しい。入口に聳える太陽神の異名を持つイラストに熊本サウナ旅の無事を祈るのもお忘れなく。また富合サウナは宿泊(男性のみ)も出来るため、夜に来て泊まりもありか。ただし、Wi-Fiや漫画などは一切ないのは注意すべき。

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【関連記事…あゝ愛しの太陽神、富合サウナランドhttps://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2019/07/02/140006

 

2発目にオススメしたいのは男女間で異なる。男性は田迎サウナ、女性にはウェルネススクエアー和楽。富合サウナに10時inし、何セットかして移動したとして恐らく12時前後に来店できるはずだ。

田迎サウナから紹介するが、完全無人営業という令和の時代にはあり得ないスタイルを突き進むサウナ。バチバチのサウナにクオリティ高過ぎる水風呂。常連さんの優しさなど愛さずにはいられない。熊本が誇る全国屈指のアングラサウナを是非体験して頂きたい。

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【関連記事…ディープでドープでハードコア!全国屈指のアングラ施設、田迎サウナhttps://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2019/07/16/134250

 

女性であれば、ウェルネススクエアー和楽をオススメしたい。この施設は病院が運営しており、意外と穴場なサウナ。サウナと水風呂は露天スペースに設営されていてキレイで居心地の良い。 マイルドな感じであるため、ハシゴ2発目に丁度良いと思うし、サウナ後にレストランでランチも出来る。野菜のみを使ったオーガニックな感じのランチビュッフェが美味しく、お風呂とセットにしても¥1100とお得。

f:id:DDDtenkinzoku:20200116155138j:image(和楽の外観。https://haru-lunch.net/2019/12/13/post-17822/より抜粋)

 

3発目にオススメしたいのが熊本の銭湯、たかの湯。こちらは熊本県理容師組合の理事のたかの理容室が経営する銭湯。全てが丁度良い感じであり、サウナも水風呂もクオリティが高い。近所にあれば間違いなく通いたくなる銭湯であり、全国クラスの銭湯だと思うので是非味わって頂きたい。2軒目でサウナに入り、ランチをしてからだと丁度たかの湯の開店時間に合わせてin出来ると思う。

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【関連記事…愛さずにいられない漢気溢れる熊本銭湯、たかの湯https://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2019/07/03/200950

 

さて、4軒目はいよいよ熊本サウナ界のフロントランナーである湯らっくすを薦めたい。何故なら湯らっくすはお泊まりコースで入館し、宿としても使えるからだ。ドミトリーで泊まることが出来たら、普通のカプセルホテルと変わりないし、女性スペースがあるのも嬉しいサービスだろう。またレストランのメニューも美味い。

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湯らっくすに来たら麻婆麺を食べるべし!https://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2019/06/28/114136

湯らっくすに来たら泥パックをしよう!

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しかし、湯らっくすにも欠点はある。それは宿泊予約が出来ないということ。繁忙期には寝床がパンパンになることもしばしば。どうしても寝床だけは確保したいという人にオススメしたいのがカプセルホテルであるカーナA、サウナ付きのホテルの代表格ドーミーイン、和モダンな旅館の松屋別館本格的なサウナが付いているラブホテルのスカイヒルズの3つである。

 

f:id:DDDtenkinzoku:20200116135809j:image(ホテルカーナAの外観。https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/147184/147184.htmlより抜粋)

カプセルホテルであるカーナAだが、昨年リニューアルし女性用のフロアも設置。サウナは綺麗でしっぽりと入れる雰囲気であり、水風呂もクリアで気持ち良い。繁華街ど真ん中にあるため、飲み歩きして帰りやすいのもメリット。

 

f:id:DDDtenkinzoku:20200116163931j:image(ドーミーイン熊本は全国チェーンだけあり安定感抜群。https://www.jalan.net/yad348872/?yadNo=348872&convertedFlg=1より抜粋)

カプセルじゃ嫌だ!という方はドーミーイン熊本という手もある。全国チェーンだけあり、アメニティや清掃は行き届いているし、ドリンクサービスや夜鳴きソバも嬉しいサービスだ。こちらも繁華街近くのため、アクセスの良さが光る。デメリットは宿泊料がそれなりにかかることか?

 

f:id:DDDtenkinzoku:20200116164254j:image飛び道具ととしてサウナ付きラブホテルを利用するという手もある。カプセルやホテルと違い利用するのに戸惑うと思うが、意外にも本格的なサウナが付いているし、繁忙期でも料金の変動が少ないのも魅力だろう。また貸切であるため、人の目を気にせずに自由に利用できるのもメリットの一つだ。

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まさかのラブホで本格サウナが⁉︎スカイヒルhttps://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2020/01/12/001103

 

2日目の朝は宿泊地にて朝サウナを味わうとして大体10時くらいに施設にinすると仮定すると菊南温泉スパリゾートあがんなっせを1軒目でオススメしたい。

f:id:DDDtenkinzoku:20200116165244j:image(公式ホームページよりhttp://agannasse-spa.jp/sp/

ユウベルホテルが運営する家族連れでも1人でも楽しめる施設。リクライニングスペースには多数の漫画が設置され時間を潰せるし、ロウリュサービスに岩盤浴は男女一緒に利用出来たり、キッズスペースも有り。館内には色々なレストランもあるため、1日過ごせる仕組み。外気浴スペースが広大で気持ち良いため、まさにスパリゾートという趣き。

 

あがんなっせで旅の疲れを癒し、昼食を取った後に向かいたいのは銭湯の大福湯。残念ながら昨年末に火災により休業を余儀なくされているが、2020年1月31日より復旧を果たす予定である。魅力は豊富なお風呂とサウナの種類。2種類のサウナに冷凍サウナというアイスルームを設置。正しく、ワンダーランドという感じだ。

【関連記事…熊本銭湯サウナのワンダーランド、大福湯

https://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2019/08/27/232208

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最後に〆で向かいたいのが知る人ぞ知るサウナ、熊本青年会館。総合体育館内にあるジム併設のサウナで100度超えバチバチのセッティング。水風呂は特筆することはないが、シャワーから出る水は中々冷えているため、冷水シャワーを浴びることを推奨したい。

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以上、流れをまとめると…

1日目には富合→田迎→たかの湯→湯らっくす→湯らっくす泊or松屋別館orドーミーインorスカイヒルズorカーナA

2日目にはあがんなっせ→大福湯→青年会館というコースを提案した次第である。

もちろん、上記以外に良いサウナは沢山あるわけであり、サウナ飯のオススメも割愛したため、その辺りはまた今後紹介していきたい。モデルケースとして少しでもサウナ旅の参考になれば幸いである。