転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

水の生まれる里の水風呂とストロングサウナ!竹の倉山荘

熊本県阿蘇。広大な阿蘇カルデラの南部に位置し、白川水源や竹崎水源など豊富な湧水群に恵まれた土地である(現に水の生まれる里白水高原という駅もある)。そんな南阿蘇村にある温泉旅館である竹の倉山荘。とんでもない水質の水風呂とカラッとした低湿サウナが魅力の施設だ。

 

竹の倉山荘

住所…熊本県阿蘇村大字中松2065

電話…0967-67-2980

営業時間…11時〜21時 (サウナは16時から)

入浴料…大人 500円

    子供 250円

ホームページ…http://www.takenokura.co.jp/sp/

 

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f:id:DDDtenkinzoku:20200808124644j:image(施設の外観は温泉旅館の風情がプンプン。阿蘇地域には良い旅館が多いことで有名だ)

 

竹の倉山荘は塩井社水源の近くにあるため、入館する前からどんな水質の水風呂なのかワクワクして訪問。外来での日帰り入浴も受け入れてくれているのが嬉しい。ちなみに、サウナは16時から使用可能。温泉旅館だから館内も浴場も如何にも旅館って感じで良き。

 

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f:id:DDDtenkinzoku:20200808163454j:imageじゃらんランキングでも好評だったみたいである。阿蘇の地下水の成り立ちをイラストで表現)

 

入口にはじゃらんランキングで3位に入ったとアピール。家族旅行でいつか泊まってみたいと強く思う。またイラストで阿蘇の地下水の成り立ちを表現している。マジマジと読んでみるとなるほどと思うことが多く、水田が大事なのか…お茶碗一杯でお風呂3杯分とは知らなかった…と初めて知る情報。こういうのを見るとお米を大切に食べようと思ってしまうくらい単純な人間なんだよな、僕は。日本の米は世界一!

 

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f:id:DDDtenkinzoku:20210809012138j:image雄大阿蘇山を見られる露天風呂。泉質も抜群だ。公式サイトより転載)

 

温泉はアルカリ性でツルッと滑らかな肌触り。湯の花が浮かぶのも源泉って感じで良い。阿蘇は本当に温泉資源も豊富だと思い知らされる。露天風呂は雄大阿蘇山が眼前に。こういうロケーションはズルいの一言だ。


f:id:DDDtenkinzoku:20210809012144j:image(低湿サウナはストロング系。公式サイトより転載)

 

サウナは長方形で雛壇2段。8人ほどの広さで経年劣化はきているものの、汚いとかいうわけではなく、照明の雰囲気も良い。TVもBGMも無く、あるのは砂時計のみ。ストーブはメトスのストーンストーブだが、肝心のストーンが全て下に落ちている。天板もあったのであろう跡形はあるが、設置されていない。にも関わらず、105度でガッツリと圧のある熱がくるカラカラとしたかなりのストロングスタイル。これでサウナストーンや天板があったらどうなってるんだ?

 

水風呂は何故か2つあり、1つは腰まで深く常に蛇口から地下水が流れ込む。チラー無しで17度ほどの水温。この辺りは南阿蘇の水資源の豊富さがズルい。2人ほどの広さだか、しっかり深いし、オーバーフローも強烈だから尚更冷たく感じる。塩井社水源近くの施設だから水質は間違いない。

 

もう1つの水風呂は膝丈くらいで注水の量は弱め。そのため少し温度は高いが、ゆっくりと浸かりたい人には嬉しいだろう。阿蘇出身の人が熊本市内の水はカルキ臭いと言ってたのを聞いたことがあるが、これだけ水が良い土地で育ったら仕方ないわ。大いなる阿蘇の自然が生み出した地下水は本当に素晴らしい。

 

外気浴は切り株を椅子代わりにしている。上記したように阿蘇山阿蘇の田園風景を見ながらの喧騒を忘れて自然に身を任せられる。本当こういう日本の原風景的なものを目の前にすると素晴らしい以外の言葉が出てこなくなる。

 

塩井社水源系の水風呂、ストロングサウナに阿蘇山…これは間違いなく素晴らしい施設であるため、是非訪れて欲しい。