転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。ギリギリアラサーで二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

腊肉(ラーロウ)、作ろう

どうも、ここ最近はサウナよりキャンプやBBQにハマっている僕です。

キャンプでドロドロに汚れるのが好きで、不便であればあるほど楽しくなります。また、キャンプの後に入るサウナや温泉は格別で、そのためにキャンプしてると言っても過言ではないくらい素晴らしく楽しいのです。キャンプでする焚き火なんか火を眺めてるだけで普段の悩みなんて吹き飛びそうなくらいリラックス出来ますし、野外で食べる料理の美味さと言ったら筆舌に尽くしがたいものがあります。キャンプにハマるようになってから、キャンプで作る料理にもドンドン凝るようになってきまして。元々、料理好きというのも相まって創意工夫しながらキャンプ料理をするのが楽しくて仕方ないのです。

 

熊本在住であるため、鹿児島の指宿など冬場でも温暖な地区に気軽にキャンプに行けるのが嬉しい限りです。冬場のキャンプ飯の定番は鍋やポトフですが、やっぱりデカい肉塊を焼いて喰いたい気持ちも捨てきれないのであります(極寒の野外で食べるポトフも最強に美味しいですが)

何か冬場に出来るひと工夫凝らした肉肉しい料理ってないだろうか…とネットを漁っていると、あるではありませんか。その名も腊肉(ラーロウ)。

 

ラーロウとは

https://www.ab-road.net/asia/china/chengdu/guide/gourmet/11435.html

腊肉(ラーロウ)とは一言で言うと中華風干し肉のことで、産地として著名な湖南、四川、重慶、広東などではラーロウが干されてるのが冬場の風物詩みたいです。味も家庭によって違い、塩味や香辛料多めの味付けであったり、干し肉を燻製したり茹でたりと様々な違いがあるみたいです。

日本でも冬場の寒空の下だと菌の繁殖も防げるし、いい感じに乾燥出来るかもと思い、作ってみました、ラーロウ。

 

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材料は豚の塊肉(今回はバラ肉を使用)、鷹の爪、紹興酒、醤油、干し椎茸、八角花椒、シナモン。

干し椎茸が無かったため、椎茸の石突を干したものを使用。八角、シナモンも買うのが面倒だったため、五香粉(粉末になったシナモンや八角が入っている)で代用。

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鍋に紹興酒、醤油を入れて弱火で加熱し、香辛料を全て入れて、香りや成分を煮出し、冷やしてから豚肉をドボン!こういう時にジップロックを使うのは最早一般常識かもしれませんなぁ。香辛料や醤油などの割合は個々人で好きな味になるように調整されるといいと思います。f:id:DDDtenkinzoku:20191204191703j:image
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冷蔵庫に入れて液に漬け込むこと3日ほど待てば中までいい感じに染み込んでます。漬け込む際にフォークで肉に穴を開けると更に中まで染み込みやすいんでお忘れなく!漬け込みが完了した肉をベランダにでも吊るし、寒風にあてること1週間〜1か月。干す期間が長いほど身が締まりますが、腐敗やカラスなどの襲撃には気をつけて!気温が低く、天気の良い日はオススメですが、カラスが寄ってきやすいので、ネットに入れるといいかもしれません。

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干して1週間ほど経過したラーロウ。いい感じに乾燥しております。干す期間はまちまちで、1か月くらい干してもいいそう。干せば干すほど乾燥し旨味が凝縮するとのこと。干した後に薫製にしてもいいみたいですが、今回は面倒だったため薫製せずに。
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ラーロウを切るとこんな感じ。火が通ってないため、中は生ですが手触りは生ハムに近い。スパイスのいい香りが鼻をくすぐり食欲が増しますが、火が通ってないため決して生では食べないように!どうしても生に近い状態で食べたい人は薫製にした方がいいかもしれません。

フライパンでカリカリに炒めて食すと肉と脂から旨味がジワー。舌にピリッとくる花椒の刺激。後から抜けてくる八角やシナモンの香り。こりゃキャンプで焚き火やりながら炙ったら止まらないやつだ。絶対酒にも合う。

賽の目に切って炒飯に入れたり、薄切りして炊き込みご飯に入れたり、炒めた時に出る脂で目玉焼きなんか作ってもたまらない美味しさです。

漬け込んで干すというシンプルな料理法ながら奥深い滋味のラーロウ。気温が低くなり乾燥させる調理法にピッタリな冬場に是非試して頂きたいものである。