転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

2023年、これが私の選んだサウナ飯10選

12月にも入ると毎年毎年「今年は本当に時が経つのが速いな〜」と思うものなのだが、今年も例年にもれず、否、例年以上に月日が過ぎるのが早く感じた。そんな中でも数多くのサウナに入れたこと、そしてサウナ後の食事、俗にいうサウナ飯に巡り会えたことに感謝したい。毎年恒例になったサウナ飯10選だが、今年も記していきたいと思う。(過去のサウナ飯の記事にご興味がある人は下記のリンクからどうぞ)

 

・2020年サウナ飯10選

https://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2020/11/21/015117

・2021年サウナ飯10選

https://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2021/11/14/231000

・2022年サウナ飯10選

https://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2022/11/13/232018

 

清香園(東京都大田区

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東京でのサウナ巡りの際に寄った町中華。鶏そばを食べたのだが、トッピングの鶏チャーシューは八角の風味が心地良く鼻から抜けていく。エスニックな香りは好きなだけに非常に好み。餃子は皮も手作りでモチモチ系の食感。餡には海老が入っており、プリプリとした食感がアクセントになり楽しい。鹿児島には余りこういった鶏塩系のラーメンが無いため、東京の人が羨ましかなると共に、大田区は銭湯もクオリティ高いため、在住者に対して嫉妬に似た感情を覚えた。

 

焼肉もんぜ(鹿児島県志布志市

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鹿児島県は大隅半島に位置する志布志市にある焼肉店。ご夫婦2人でされており、町中華ならぬ町焼肉といった風情の店。卓上グリルで煙浴びながら焼くスタイルがまた良き。服に匂いがつくなんて気にせず、孤独のグルメでいうところの人間火力発電所になった気分で食する。カルビ、ロースが柔らかく美味い。肉の下に敷いてあるタレが染みたキャベツを焼くとこれまた美味。サウナ後の焼肉ってなんであんなに美味しいんですかね?

 

鹿児島和牛かんだ(鹿児島県姶良市

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鹿児島県の姶良市川内市で店を構える精肉店。メインは黒毛和牛や黒豚の販売なのだが、ここの黒毛和牛メンチカツ、コロッケが最高に美味い。土日以外は店内で揚げたてを提供してくれるのだが、噛むたびに溢れ出す肉汁と肉そのものの旨味。爆弾のように口の中で広がる圧倒的な鹿児島産の黒毛和牛のポテンシャル。ソースも何も付けず、口周りが脂でテカテカになろうがお構いなしに、そのままガブリと齧り付く…その瞬間が何よりも至高の時だ。

 

小金太(鹿児島市

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鹿児島を代表するラーメン店。the鹿児島ラーメンというスタイルであり、地元民、観光客共に満足出来る味。甘めの鹿児島醤油のカエシに動物系スープはまさに鹿児島ラーメンの王道。炒飯はしっとり系であるがベチャベチャではない絶妙な加減。具の玉ねぎの甘みにナルト、ネギも加わって、これまた王道系。ラーメン、炒飯のSSセットにして炭水化物を飲んだ後に食らうのが最高なんだ…

うなぎの隆美(鹿児島市

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過去の記事で何回か取り上げさせて頂いている名店。何を食べても最高に美味しいのだが、今年は特に肉豆腐にハマった。甘めでこってりした味は焼酎にも白米にもベストマッチ。首折れ鯖に地ダコ、カンパチの刺身などもオススメだし、もち豚なんこつ、赤鶏炙り刺しなども外せない逸品。大将も女将も本当に人が良く、一見さんでも気さくに接してくれるため、鹿児島へのサウナ旅の際には訪れるべき店だ(ちなみに、私の名前を伝えて貰えると大将はめちゃくちゃ喜んで話が弾みます)

 

薩摩商店(鹿児島市

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鹿児島には珍しい塩鶏ガラスープのラーメンであり、トッピングのレアチャーシューと木の芽、メンマの相性が非常に良い。夜しか営業していないのだが、飲んだ後にとても食べたくなる滋味溢れた味わいのあるスープ。サッパリしつつも鶏油のコクが溢れるラーメンであり、スタンダードな鹿児島ラーメンとは一線を画す銘店だ。

 

大富豪(熊本市

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熊本市の繁華街に出来た店。九州では珍しい焼とん、もつ焼きを提供しており、レバテキなどメニューはどれを頼んでも美味。客と従業員の距離感が非常に近いため、店員と共にワイワイしながら飲みたい人には最高の店(反対にそれに抵抗のある人にはオススメ出来ないけども…)九州でもつ焼きは中々珍しいため、こういったお店がドンドン出来て欲しいと心から思う。

 

フルーツショップさくらじま(鹿児島市

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青果店が提供するジェラート店。本業が青果店だけあり、季節によって旬の果物を使ったジェラートを味わえる。しっかりと果実の甘みがあるのに甘ったるくなくサッパリとした味わいのジェラートは夏季だけではなく冬場でも味わいたくなる。オススメはパッションフルーツジェラート。自家製アップルパイも美味。

 

北京料理 松凰(兵庫県西宮市)

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兵庫県西宮市の武庫川駅付近で知らない人はいない町中華の名店。味だけではなくボリュームも凄い。これぞ町中華、これこそが町中華という味であり、こういうのでいいんだよ…と心の底から思える店。お持ち帰りも出来るため、自宅でも楽しめる。町中華で瓶ビール片手に搾菜と餃子で飲れるようになったら大人の仲間入りと思うのは僕だけですかね?

 

柳川氷室(鹿児島市

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氷問屋が営む夏季限定のかき氷屋さん。氷屋だけに氷の質感がふわふわでかつ、透明感もある口当たり。鹿児島名物のシロクマも美味しいが、ベタにイチゴミルクなどシンプルなトッピングで楽しむ方が氷のポテンシャルを味わえる。気温が高くなり、汗ばむ季節になってきたらオープンを楽しみに待ってしまう銘店だ。

 

気安食堂(鹿児島市) 

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知る人ぞ知る鹿児島の食堂。チキン南蛮、魚フライが名物であり、自家製のタルタルソースはそれだけで飲めるレベルのクオリティ。魚フライは主人が錦江湾で釣り上げた魚を提供してるそう。マンションとビルの合間に佇む古き良き大衆食堂といった感じで、何を食べても間違いなし。店内が狭いので行かれる際にはお早めに。

 

ランチカフェもん(鹿児島市

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女性2人が営む喫茶店風味を帯びた食堂。レストランっぽくもありつつ、喫茶店の風情も残しつつ、令和の時代にはレアな店。どこは懐かしく優しい雰囲気が漂うが、味も同様で優しくノスタルジーを誘う。昔、父親に連れられた喫茶店でのランチを思い出してしまう郷愁誘う銘店。ランチカフェと銘打っているが、しっかりとアルコールを提供しているところは抜かりないので、定食で飲るということもできる点が憎い…