熊本県八代市。いぐさ、トマトの生産地として有名である反面、八代港の整備により工業地帯としても栄えた土地である。そんな八代市は千丁町にあるパトリア千丁。コミュニティセンターの中にあると思えないほどのクオリティ高いサウナ、温泉が素晴らしい施設だ。
電話…0965-46-2611
営業時間…10時〜21時 月曜定休日
入浴料…大人 420円
子供 320円
ホームページ…http://www.city.yatsushiro.lg.jp/kankou/kiji0036968/
パトリア千丁という八代市の千丁町にある公民館や文化ホールなどの市民センターの中にある温泉施設。二階に受付があり、館内は如何にも市民文化センターといった感じ。
脱衣所、浴場とも健康増進施設という趣きで浴槽は水風呂を合わせて3つ。しかし、ナトリウムカルシウム塩化泉の源泉掛け流しという市民センターにあるまじき贅沢さ!弱アルカリ性であるため肌触り滑らかで全身が潤ってくる感覚が味わえる。淡い乳白色に色付くのも良い。
(公共施設とは思えないほどの質の良い温泉。浴場の奥に見えるのがサウナの入口。公式サイトより転載)
サウナは雛壇2段でメトス製のストーンストーブが鎮座。8人くらいのスペースでサウナマットも綺麗だし、サウナマット交換時間まで張り紙がしている。ウレタンのサウナマットも使い放題だし、年季は入ってるものの丁寧に使われてるのがわかる。100度キープでやや低湿よりのセッティングであり、しっかりと圧のある熱が気持ち良い発汗を促す。本当に公民館とかがある市民センターの温浴施設か、ここ?非常にレベル高いぞ。
水風呂は20度ほどか。膝丈ほどの深さで6人は入れる広さだし、吹き出し口からのオーバーフローも充分に注がれる。飲用不可みたいだが、クリアな感触はサウナととても合う。
外気浴は無いが、市民文化センターの中にある温浴施設のレベルとは思えない施設。こういう施設に巡り合えるのもサウナ探訪の面白いところだろう。