熊本県の由緒ある温泉地である玉名温泉。ホテルや旅館などが立ち並ぶ地区であるが、そんな温泉街には珍しいコミュニティセンター系施設であるゆとりーむ。コミセン系施設のサウナが好きな人にはもってこいの銘店である。
電話…0968-84-3939
営業時間…10時〜21時 ※第2.4月曜定休日
入浴料…大人 520円
子供 200円
ホームページ…https://www.city.tamana.lg.jp/q/aview/302/5236.html
(明らかな地方のコミュニティセンター系交流施設の雰囲気がプンプンの外観と内観)
健康増進施設の浴場であるため、地方のコミュニティセンター風味がとても強い。近くだと草枕温泉がクオリティ高いから、あんまり来なかったんだよな〜草枕温泉に比べると地元民以外は殆ど行かないよと地元の人が言ってたのは間違いないな〜なんて思いながら湯船へ。温泉はぬるめの温度でクセのない感じ。弱アルカリ性の温泉が肌に染み込む。バイブラ、ジェットバス、電気風呂が設置してあるのが嬉しい。
(コミュニティセンター系施設なのにしっかりとした泉質が嬉しい。公式サイトより転載)
さて、サウナは噂通りに新調されていた。新しい木材(ヒノキ?パイン?)の香りがとても心地良い。雛壇2段で8人ほど座れるスペースは昔と変わりなく、長方形のサウナ室の端にはストーンストーブ。これも昔と変わっていない。TVは無いがスピーカーから落ち着いた感じの音楽を流してくれているし、サウナマットも昔と違って新しくなっている。
もっとボロボロの年季の入ったサウナだったな〜なんて思いながら汗を流す。90度そこそこだが、前述の通りにしっかりと熱圧を感じるが、カラカラというよりは程よくマイルドな感じのため芯まで熱が来る感じ。灼熱というより熱圧をしっかり感じられるタイプだ。
水風呂は膝丈ほどで8名ほど入れるか?20度ほどで正直シャワーの水のほうが冷たいのだが、これくらいだとゆっくりと長めに入れるのが嬉しい水温だ。熱圧のあるサウナのため、長めに入れる水風呂は嬉しい次第。水質は柔らかい感じ。露天は風呂は無いが、休憩出来るスペースがあるため、外気浴が出来る。目の前の庭にはツツジ、ツバキなどの植物が植っているため、花が咲くと綺麗だろう。
利用客も地元のじいちゃんばあちゃんばかりであったため、地方のコミセン系施設が好きな人にはハマるタイプだろう。