転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

日本三大急流を望むサウナと外気浴が魅力!温泉くま村湯の駅

熊本市から南へ約70kmの場所に位置し、村域の約9割が山林で、球磨川が村内を流れる球磨村球磨川日本三大急流として有名であり、日本最南端かつ九州ラフティングのメッカとしてレジャーシーズンには観光客で賑わいを見せる。そんな球磨村に2018年2月オープンした「くま村 湯の駅」は、レストランや物産館、宿泊施設、日帰り温泉施設を併設する複合施設である。

 

温泉くま村湯の駅

住所…熊本県球磨郡球磨村渡乙2206

電話…0966-33-0889

営業時間…9時~21時
定 休 日…毎月第2・第4火曜日
入浴料…大人450円

    小人(4才~小学生まで)250円

ホームページ…http://yunoeki.com

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f:id:DDDtenkinzoku:20200210131359j:image(くま村湯の駅にライドオン!サウナは12時半から稼働)

タンクマの温泉クーポンを活用し、100円で入店。11時半くらいだったため貸切状態だったが、まさかのサウナは12時半から。こいつはやってしまった…と思い、ダメ元で店員のおばちゃんに聞くと「もうスイッチ入れてますよ〜多分本格的に熱くなるのは12時過ぎかな?」とまさかの反応。良かった…と一息付いて浴場に。階段を降りると洗い場に温泉。

f:id:DDDtenkinzoku:20200304170321j:image(公式HPより転載。広々した浴場)

浴場は広々でオープンして年季が経ってないため綺麗。シャワーの出が良いのも嬉しい。サウナに入る前にまずは温泉。温泉はトロトロ、ツルツル系でめちゃくちゃ良い。人吉球磨地方は古くから相良藩などにも重宝されていた温泉郷でもあるため、間違いない泉質だ。熱湯、ぬる湯と分かれているのも嬉しすぎる。交互浴だけでととのっちゃうな、これ。

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サウナは横に長い作りで5人ほど座れる雛壇1段の作り。浴場の出入り口の横にあり、TV無しの砂時計のみ。小振りなオリンピアストーブがあり、壁は杉板か。壁の木材から香る新しい匂いも良い。窓からは日本三大急流の一つである球磨川が見える。なるほど、球磨川を見せるために出入り口近くにサウナを作ったようだ。浴場に降りる階段をいちいち登らないといけない導線が悪く感じたが、真っ直ぐ球磨川が見えるのは嬉しい。球磨川を眺めながらのサウニングを間違いなく意識した作りだ。やや低湿よりのセッティング。ストーブのスイッチを入れたばかりのためか、75度くらいしか上がらず。しかし、ストーブ前にいれば汗はかけるし、熱湯から水風呂の交互浴で充分にととのう。

水風呂は腰までの深さで20度ほど。これまた導線が悪いが、球磨川水系だから水質は柔らかい。水深も深いし、隣にあつ湯があるためサウナ→水風呂より、あつ湯→水風呂で充分過ぎる。水風呂の水質が良いのは本当にストロングポイントだし、球磨川水系って言葉の響きだけで好きになるよ。

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外気浴も眼前に球磨川が。川のせせらぎに耳を澄ませる最高のロケーションだ。退店時にスタッフさんに聞くと「タイミングが合えば、SL人吉を見ながら外気浴が楽しめますよ」とのこと。蒸気機関車見ながら外気浴とか全国的にも珍しいんじゃないか?いつか体験してみたいなぁ。

もう少しサウナから水風呂の導線が良く、ガンガンにサウナが熱ければと思うが、サウナや外気浴から球磨川を望めるのは最高。また女性側はスチームサウナのようなので、女子サウナーのレポートにも期待。もし、皆さんが球磨川でラフティングをされた後に癒されに行かれては如何だろうか?