転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

白鷺も傷を癒した名湯とカラッとサウナ!下田温泉センター白鷺館

阿蘇と並ぶ熊本の有名観光地である天草市。そんな天草市にある下田温泉。開湯は740年前とされ、伝説によれば、白鷺が傷を癒しているところを発見したとされる。そんな伝説に因んだ名を持つ下田温泉センター白鷺館。コミュニティセンター感がありつつもガツンとしたストロング系サウナが魅力な施設だ。

 

下田温泉センター白鷺館

住所…熊本県天草市天草町下田北1290-1

電話…0969-42-3375

営業時間…9〜21時 第二・四木曜日は定休日

入浴料…大人 500円

              中学生 300円

    子供 200円

ホームページ…http://shirasagikan.net

 

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f:id:DDDtenkinzoku:20200807141256j:image(見た目はコミュニティセンターっぽいが循環無し!という張り紙に矜持を感じる。天草最古の温泉という文字にも心躍る)

 

温泉センターと名がつくように館内、浴場とも田舎の温泉保養施設チックな雰囲気で、一種のコミュニティセンター感がある。入口には源泉掛け流し!と堂々と張り紙があるため、否が応でも期待は高まる。また白鷺の開湯伝説も記載。ちなみに熊本の山鹿温泉は鹿が傷を癒していたところを発見したとされる。熊本には動物にまつわる開湯伝説が何故か多い。


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f:id:DDDtenkinzoku:20210809015107p:image(休憩所やこじんまりとした浴場は地方のコミュニティセンター風情が強いが泉質は抜群!公式サイトより転載)

 

館内は地方の如何にもなコミュセン系。浴場も程よくこじんまり感があり。温泉を味わうと結構な熱湯。熊本市内の梶尾温泉よりも熱めの設定だ。それもそのはず、源泉温度は51度超えというのだから当然か。ナトリウム炭酸泉は肌がキュッと締まるような感じがして良い。ちなみに、露天風呂は更に熱めだから熱湯好きには堪らない。


f:id:DDDtenkinzoku:20210809015100p:image(ストーンストーブのサウナは低湿セッティングで熱圧も良し!公式サイトより転載)

 

サウナは低めの雛壇2段のU字形で8名程度のこじんまりした感じ。ストーンストーブで天板が下に落ちているものの、94度ほどとしっかりと室温はある。カラッとした低湿で古き良きサウナといった感じ。如何にもな昭和ストロング系サウナだ。 1段目でも5分も経てば発汗がしっかりと出来るのが素晴らしい。サウナの照明も程良い感じ。

 

水風呂は中から注水してるパターンで地下水掛け流し。股下くらいの深さで5人ほどのスペース。チラー無しのため夏場で20度ほどだが、常に溢れるオーバーフローが心地良い。温泉と同じくマイルドというよりは締まった感じがするのは海の近くだからかな?この水風呂あれば源泉掛け流しの温泉との交互浴でも充分だと思う。

 

風呂上がりに畳敷の休憩室に行くと目に映るのは横たわる天草のお爺さん3人。こういう光景って好きだな。地方の温泉だと侮って訪れるとビックリする良いサウナだった。