転勤族サウナ愛好家の小規模な生活

関西出身の熊本在住サウナ愛好家。大学進学でおんせん県、就職し彩の国→かごんま→くまモン県と津々浦々と渡り歩く。二児の父らしい。日々あったことをつらつらと書き連ねていきます。

酒場好きは必ず訪問すべしの名店、ねぎぼうず

九州は海にも山にも恵まれているため、非常に食事が美味しいのが在住していて本当に喜ばしいことであり、熊本も御多分に洩れず、食材もいいし、郷土料理も美味しい土地である。

熊本の繁華街を歩けば、安くて美味しい店がゴロゴロとあり、夜の帳をそぞろ歩くと今日は何処の赤提灯の誘惑に負けるかなぁ…という心理になるのである。

そんな中でも熊本でイチオシしたい居酒屋がある。その名も「ねぎぼうず」。馬刺しや辛子蓮根といった郷土料理や地酒などが格安で味わえる屈指の名店であり、酒場好きは必ず訪問した方が良いと太鼓判を押したい居酒屋だ。

 

ねぎぼうず

住所…熊本県熊本市中央区下通1-4-5

電話…096-328-8539

営業時間…17:30〜23:30 定休日無し

食べログのサイト

https://s.tabelog.com/kumamoto/A4301/A430101/43001918/

 

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f:id:DDDtenkinzoku:20190911210134j:image(ねぎぼうずにライドオン!店内にはビッシリとメニューが貼ってある)

ねぎぼうずは立ち飲み形式とテーブルありの居酒屋形式があり、厨房を真ん中に左側が立ち飲み、右側が居酒屋と分かれている。立ち飲みでも居酒屋でも出てくるメニューは同じであり、居酒屋は予約がないと中々入れないため、僕はいつも立ち飲みを利用する。パッと入れるし、立ち飲みの方が風情あって好きだし。

店内に入ると至る所にメニューがビッシリと貼られている。メニューの豊富さにも圧倒されるが、何より価格が安いことに驚愕。僕は日本酒はよくわからないのだが、一緒に行った東京の友人が「この値段で新政は中々無いんじゃない?貴重だよ!」とビックリしていた。

カウンターにはプラスチックのお椀が置かれており、事前にお金をいれておくシステム。一品一品出された都度にお会計をするので、店員さんがお椀からお金を取っていく。つまり、5000円札を入れておいて1000円分食事したら、お釣りの4000円をお椀に入れてくれるというシステムである。何となく田迎サウナの料金方式を思い出してしまうのが、サウナーの性か?f:id:DDDtenkinzoku:20190911210138j:image
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(マグロぶつ切り、辛子蓮根、人文字ぐるぐる。辛子蓮根は揚げたてでホクホク)

ねぎぼうずに行くと必ず注文するのがマグロぶつ切り。赤身だがトロッとした口当たりの良いマグロが結構な量が入って380円と格安。熊本の郷土料理の辛子蓮根は揚げたてで250円。これまた格安!蓮根が苦手な友人も「これは美味い!」とパクパク食べていた。同じく郷土料理の人文字ぐるぐるは350円と熊本名物が破格の値段で楽しめるのは観光客には優しい。ちなみに、人文字ぐるぐるとは茹でたネギを巻いて、酢味噌をかけたもの。要するにヌタのようなものであり、これがまた焼酎との相性抜群である。

また写真には無いが、厚揚げネギまみれという名物メニューも大変美味なため、是非注文してみて欲しい。

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f:id:DDDtenkinzoku:20190911210114j:image(熊本と言えば馬刺し。馬刺しも格安で味わえ、馬のレバーまでメニューにある)

熊本の名物と言えば、やはり馬刺しを想像する方が多いだろう。ねぎぼうずは馬刺しももちろん提供しており、今は貴重なレバー刺しまである。レバー刺しで780円、フタエゴ、ヒモ刺し(馬の部位によって名前が変わる)は600円。値段の安さに見合わぬくらいの本格的な味であり、ひとしきり熊本の名物が食べたい!という方には本当にイチオシなのである。f:id:DDDtenkinzoku:20190911210130j:image(生すだちチューハイ。サッパリした味わいだから料理とも相性良し)

お酒のメニューでオススメしたいのは生すだちチューハイ。ぱっと見、モヒートのような感じだが、すだち特有の爽やかにサッパリとした口当たりに酒の肴と相性が悪いわけがない。非常に飲みやすいため、お酒が苦手な方でも好まれる味ではないかと思う。

たらふく飲んで食べてしても、1人3000円もあれば大豪遊出来るのがねぎぼうずの素晴らしいところ。そのため、いつも店内にはワイワイやってる地元の方々が沢山。もし、旅行で立ち寄ることがあれば、旅の恥はかき捨てではないが、勇気を出して声をかけて熊本ローカル事情を色々聞いてみるのも楽しいかも。来店客に悪い人はいないので、きっと熊本旅行でねぎぼうずに来たことを喜んでくれるはずだ。

また、ねぎぼうずは大福湯からの導線もいいため、是非とも熊本銭湯のワンダーランド、大福湯を味わった後に来店してみて欲しい。銭湯のワンダーランドから立ち飲みのワンダーランドを味わえば、きっと目の前には桃源郷が広がるはずだから。

(大福湯に関しては過去記事をご参照下さい。

https://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2019/08/27/232208