熊本、いや全国屈指のアングラ系ハードコアサウナの田迎サウナに関してブログ記事にしたのだが、田迎サウナには数々の伝説がある。今回はザッと箇条書きにして田迎サウナ伝説を書いていきたい。
【以前の記事が気になる方はこちら】
https://dddtenkinzoku.hatenablog.com/entry/2019/07/16/134250
田迎サウナ伝説
・外観は完全に闇金やヤクザの事務所
・煤けて読めない料金案内
・灯ることない田迎サウナと形取られたネオン管
・入口の自動ドアが閉まるスピードがやけに早く、身体が挟まりそうになる。通称、ギロチンのドア
・完全無人営業。料金は水槽箱に入れる。お釣りは上から釣り糸にクリップで500円玉がぶら下がってるのを取るスタイル。高額紙幣は崩して来ること。
・ツケ払い可能。横にあるメモ帳に氏名と訪問日を記載し、後日支払う形。
・とにかく優しい常連さん
・ロッカーの中には常連さんの荷物が鎮座
・ロッカーの鍵の番号が水性マジックのため、風呂に入ると消える
・閉まらないトイレの鍵
・雑巾のように使い古された無料で使用出来るタオル
・浴場内に洗濯機
・シャンプーの種類がスーパートニックという何処のメーカーかわからないもの。洗うと髪の毛ゴワゴワ。
・サウナ室の横に常連さんの髭剃りが多数設置
・サウナで髭剃る常連さん
・サウナ室の壁がベニヤ板
・雛壇2段目に座ろうとすると床がすごく軋む
・音響システムは市販のスピーカーを雛壇に埋め込んだだけという防水、防火ガン無視スタイル
・映らないチャンネルがあるTV
・ストーブの横にタバコの吸殻が
・サウナ室のドアを自動に閉まるようにするため、ドア上部を自転車のチューブでぐるぐる巻きに固定
・常連さんのためにロウリュサービス出来ないかと考えた末に導入された自動熱波マシーン。紐を引くと風が強く送られるDIY感プンプンのマシーンは扇風機を加工したという田迎らしさ
・休憩室のガウンが明らかに寸足らずで、着るとミニスカート状態
・弁当持ち込み禁止の張り紙の下にほっともっとの出前用の電話番号が記載
・弁当持ち込み禁止なのに弁当食べる常連さん
・とにかく優しい常連さん(2回目)
・常連さんの間でサウナイキタイというホームページが話題
・オロナミンCとアクエリアスが販売しているため、オロアク作れる
・休憩室のクーラーが今は亡きサンヨー製
・裏にある建設会社の社長が経営してるため、利益を上げなくても存続出来る
・田迎サウナの入るビル自体が社長のもののため、田迎サウナが無くてもテナント料でウハウハ
・月一で18時頃にビルに入るテナントが家賃を手渡しで田迎サウナまで持ってくる。令和なのに未だに振り込みではない模様
・社長がいない場合はお客さんにテナント代を預けて社長に渡すようにお願いしてくる
・水風呂は飲用可能。常連さんが検査機関に持ち込み調査を依頼したところ、オールクリア
・常連さん曰く、田迎サウナの水で沸かすコーヒーやお米は味が違うらしい
・刺青は入浴禁止。刺青の人が来たら常連さんが退店を促す
・しかし、汗流しカットは可能
・TV局が取材を申し込んだ際に「うちみたいなのはTVに合わない」と断った社長。しかし、クルーの熱意に押されて許可。取材当日に撮影時間を伝えたのに現れない社長。施設の人がいない中で取材は敢行された
・撮影クルーがサウナイキタイなどメディアの影響で田迎サウナの名が広まっていることを社長に伝えたところ、「そうなの?どおりで最近は料金箱に小銭が多いと思った」とあっけらかんとした反応。無人営業のため、客層がわからない様子
・30人程度の常連さんのために運営されている
・昔、営業していた嘉島サウナと田迎サウナの常連さんはライバル関係だった
・とにかく優しい常連さん(3回目)
ザッと記載しただけでもこれだけのエピソードがある田迎サウナ。熊本にお越しの際には是非その目で伝説の生まれた場所を見て欲しい。